[WordPress] マルチサイト間で記事をコピーできるプラグイン – WP Multisite Content Copier

WP Multisite Content Copier インターネット

当ブログは日本語と英語の両方で記事を書いておりまして(英語はなかなか筆が重いのですが)、技術的にはWordPressのマルチサイトという仕組みを使っています。

私の場合はまず日本語で記事を仕上げて日本語のサイトにアップし、それから英語サイトで英訳してアップするという順番でやっています。その際に英語サイトのほうで一から記事を起こしてもいいのですが、画像のアップロードなどの手間もあるためなんとか日本語サイトの記事をそのまま英語サイトにコピーしてから英訳作業と細かい変更作業を進められるのが理想的です。

投稿をどうやってマルチサイト間でコピーするかについて、なかなかこれぞという方法が見つけられずインポートなどいろいろな方法を試行錯誤してきたのですが、今回、とても便利なプラグイン「WP Multisite Content Copier」を見つけたので情報をシェアしたいと思います。

WP Multisite Content Copier を使ってみる

WP Multisite Content Copier
https://ja.wordpress.org/plugins/wp-multisite-content-copier/

名前の通りそのままの機能です。マルチサイト間で記事をコピーできるわけですね。
記事だけでなくページもコピーできるようですが私はまだ試していません。

なお、今回使用している環境のWordPressのバージョンは5.3です。

導入も使い方も簡単です。 WP Multisite Content Copier をインストールしたら、マルチサイト管理のプラグインにて「サイトネットワークで有効化」します。

有効化できたら左メニューに「WMCC」が現れます。ポイントして「Settings」をクリックです。

設定項目のすべてを確認してはいないのですが、とりあえず「サイト」はチェックしておきました。

設定を確認したら次はマルチサイト間コピーの実行です。左メニューの「WMCC」→「WMCC」をクリックです。

今回は投稿をコピーしたいので「Content Type」に「投稿」を選びました。
あとは「Source Site」にコピー元のサイトを選択します。
検索条件を設定して「絞り込み検索」をクリックします。

すると、検索にヒットしたコピー元サイトの記事が一覧で表示されますので、コピーしたい記事の左のチェックボックスにチェックします。
次にコピー先のサイトを選んで(デフォルトで選ばれてるかも)、「Copy/Update」をクリックで完了です。

「Extra Options」については
・Copy or update media ( Attachments ) : メディアをコピーするかどうか
・Copy or update terms ( Categories & Tags ) : カテゴリーやタグをコピーするかどうか

以上の操作で、コピー先のサイトにコピー元サイトと同じ記事が作られます。簡単ですね。

ただコピー元の記事が公開状態の場合は、コピーすると即座にコピー先でも公開されてしまいますので、コピーしたらすぐにコピー先で非公開や下書きにするか、もしくはコピー元を非公開にしておくなどの対応は必要かもしれません。

おわりに

以上、今回の記事ではWordPressをマルチサイトで管理している場合に便利なプラグイン
「WP Multisite Content Copier」を取り上げました。
最後まで読んでいただいてどうもありがとうございました。

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