東プレ RealForce R2 高級キーボード 購入の決め手と比較した製品たち

RealForce R2購入の決め手 キーボード

私が現在使っているキーボードは、東プレのRealForce R2のテンキーレス静音モデルです。3カ月使用時のレビューは以下の記事にてまとめてありますのでよろしければご覧ください。

今回の記事では、なぜ私がRealForceを選んだのか、他に検討した製品はあったのかといったことについてまとめたいと思います。

キーボード選びにあたり重視したこと

テンキーレスであること

今回購入検討したキーボードの主な用途はゲームになりますので、テンキーは自分には必要ないという結論でした。テンキーレスキーボードはコンパクトなぶん設置場所の自由度や姿勢の自由度も高くなり、疲労軽減にもつながります。約10cmの幅の違いは小さいようで大きいです。

以下はフルキーボードの画像を加工してテンキーにしただけのテキトーな画像ですが(笑)、テンキーレスのコンパクトさと左右の手の距離の違いが伝わるかと思います。
特に小柄で腕が長くない人の場合、不自然に手の感覚が開いた姿勢を強いられて疲労につながることもありますので、数字だけをひたすら入力するような作業をしない方にはテンキーレスキーボードがオススメです。

フルキーボード
テンキーレス

静音性

今回のキーボード選びで一番重視したのは静音性です。私の使用環境は周りに気を使わなければいけないようなものではないのですが、以下の理由から静音性にこだわることにしました。

打鍵音(タイプ音)が大きいキーボードは静かな雰囲気のゲームの際に気になる
しょっちゅう銃声バンバン、グレネードがドカーンなFPSならさほど気になりませんが、静かな雰囲気のゲームだと打鍵音は結構気になるものです。

最後まで迷った製品たち

最後まで迷った製品としては2つありまして、1つ目はFILCOのMajestouchのテンキーレス、CHERRY MX静音赤軸(ピンク軸ともいう)モデルです。

もう一つはARCHISSのProgres Touch。こちらもCHERRYの静音赤軸を採用したモデルです。

これらはどちらも日本メーカーのメカニカルキーボードで品質には定評があります。私の中ではもうこの2機種に絞られて、遠からずポチるだろうなと考えていたのですが・・
候補を絞るためにひたすらググって情報収集していると、チラチラとこんなワードが目に入ってきました。

東プレ リアルフォース 静電容量無接点方式

私も年齢なりの年月、PCに触れてきましたからもちろん存在は知ってはいました。
キーボードの最高峰、上位機種は4万円台、ベーシックモデルでも2万円近いという、キーボードとしてはにわかには信じがたい価格設定のあのリアルフォース。

ちなみに東プレの静電容量無接点方式というのは、こういう構造です。

静電容量無接点方式 静電容量無接点方式
スイッチ機構に静電容量無接点方式を採用しています。電極が接することなく一定レベルに近づけば回路が接続されてキー押下を認識する仕組みのため、物理的な接点が無く、信頼性と耐久性に優れています。
出典:realforce.jp

要するに、電極が接触しない構造により確実な入力が可能で、さらに摩耗や衝撃による破損のリスクが減ることから耐久性に優れている、と私は解釈しています。

これまで一度も真剣に購入を考えたことはなかったのですが、今回は静音性の頂点を体験してみたいという欲求が強かったのです。また「高耐久」というキーワードに弱い私は「もしかして10年以上使えたりして・・?」とロマンをくすぐられたわけです。

私はメカニカルキーボードを壊れるまで使い込んだことはなく、壊れる前に買い替えるという使い方をしてきましたので実体験としてはないのですが、メカニカルは構造上の問題で5年程度でチャタリングの問題が起こってくるとの意見も散見されました。

そんなわけで静音性を追及したいという欲求と、いったい何年使えるのか耐久テストしてみたいという好奇心から上記2製品の購入は見送り、RealForce一本に候補を絞りました。

等荷重/偏荷重、APC

RealForceはキーの押下圧によって型番が違う

東プレのRealForceにはキーの押下圧が異なるモデルがリリースされています。内側の指が担当するキーが重く外側が軽く設定してある「偏荷重」、一律で同じ押下圧の「等荷重」のモデルです。
調べた限りではゲーム用途に偏荷重を使うメリットは見いだせなかったので等荷重に絞りました。

さらに等荷重にも押下圧が30g、45g、55gのモデルがあります。30gは「フェザータッチ」と評されるほど軽いとのレビューが多いです。いっぽう45gのほうはメカニカルキーボードの平均的な押下圧といってもいいでしょう。55gについてはやや重めというレビューが多いようです。

実は押下圧については正直あまり考えずに45gに決めてしまったのですが、後悔はしていません。というのも私は特にタイピングの時の中休みに割と指の力を抜いてしまうタイプなので、30gだと誤入力してしまいそうだからですね。
ただ、購入前に販売店で試し打ちできる環境にある方はもちろん事前に試してから購入されるのがベストかと思います。

APCとは

APCとは(アクチュエーションポイントチェンジャー)の略で、要するに各キーのストロークを個別に変更できる機能です。専用ソフトをダウンロードして設定できるようです。入力ガジェット好きな私には何ともロマンをくすぐられる機能ですが、ゲームにおける強烈なメリットを感じることができなかったので今回は選定対象にはしませんでした。

おわりに

以上、私がメイン使いのキーボードになぜRealForceを選んだのかについてまとめました。
RealForceの詳細なレビューについてはこの記事のトップで紹介している別記事を参照いただきたいのですが今のところ良い選択をしたと感じています。

最後まで読んでいただいてどうもありがとうございました。

HHKBについては以下の記事を参照ください。

タイトルとURLをコピーしました