文書作成などのPC通常作業とゲームの両方で快適に使えるメカニカルキーボードを探していたところ、FILCOのMajestouch HAKUAがよさげだったので購入しました。3週間ほど使ってのレビューです。
FILCOって?
FILCOはダイヤテック株式会社のブランドです。国産キーボードメーカーでは株式会社アーキサイトのARCHISS(アーキス)も有名ですが、ダイヤテックは1992年からキーボードを販売している老舗です。個人的な印象ですがFILCOのほうがより無駄をそぎ落とした隙のない渋いツールというイメージですね。
FILCO Majestouch 2 HAKUAのスペック
型番 | FKBN87MPS/EMW2 |
キー配列 | 英語87 |
テンキー | テンキーレス |
同時押し対応 | Nキーロールオーバー(同時に6キーまで対応) |
ケーブル | 有線 |
インターフェース | USB/PS2 |
軸 | Cherry MX SILENT(静音タイプ、ピンク軸) 押下圧45g |
サイズ | 幅357×奥行137×高さ37mm |
重量 | 980g |
かなが印字されていないアルファベットのみの英語配列キーボードが好きなので、僕は英語配列モデルを選びましたが、FILCOは日本語配列キーボードもリリースしています。
外観を見ていく

開封。同梱品はシンプルです。

透明なキーボードカバーが付属しています。

軸はCherry MX SILENT(ピンク軸)。

前面にFILCOのロゴ。凹形状の中に埋め込まれるような形状のため、キーボード掃除の際にうっかりウェットティッシュなどの繊維をひっかけて割ってしまったりしにくいようになってるような気がします。
(某社の高級ゲーミングキーボードで経験あり。泣きました…)

USBケーブルは本体に直付けです。
使用感
押下圧
直前にRealforceの30gモデルを使っていたため、最初は重く感じましたが、すぐに慣れました。ゲームで小指を多用した際の長時間プレイ時の疲労を心配していたのですが、特に問題ない重さだと感じます。
タイピング音(静音モデルの実力)
あくまで個人の感覚ですが、Realforceの静音モデルと遜色ないほど静かです。Realforce静音モデルの低音に若干の高音が加えられた感じでしょうか。ゲーム内でBGMのない静かなシーンでのキー入力時の音はまったく気にならないレベルです。
ゲーム以外のPC作業用においても、静まり返ったオフィスの中で違和感なく使用できるレベルだと感じます。
キーの押し心地
軽いタッチでタイピングしたときのタイプ感はRealforce静音モデルに近く「スコスコ」という感じで、いっぽう力強くタイプして底付きさせるように打つと若干のメカニカル感が顔を出すという感じ。
おわりに
今回の記事ではFILCOのMajestouch 2 HAKUA 静穏赤軸モデルをレビューしました。最後まで読んでいただいてありがとうございました。